おみくじを結ぶ場所は松と杉の木で違う?理由や意味も説明します!|渡り巫女の神社書記♪
カテゴリーはこちら
神社の豆知識

おみくじを結ぶ場所は松と杉の木で違う?理由や意味も説明します!

おみくじを結ぶ木の名前 何 
tomineko
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

おみくじを結ぶ木の名前や、おみくじを結ぶ場所の名前は何というのでしょうか?

おみくじを結ぶのはなぜなのか、どんな意味があるのかも調べてみました。

そこで今回は、

ポイント
  • おみくじを結ぶ木の名前は?
  • おみくじを結ぶ場所の名前は何?
  • おみくじを結ぶのはなぜか、どんな意味があるのか。

についてご紹介します。

おみくじを結ぶ木の名前は何?

調査の結果、おみくじを結ぶ木に特定の名前はありませんでした。

結果の良いおみくじは松の木(待つ)、結果の悪いおみくじは杉の木(過ぎ)に結ぶと良いとされているようです。

吉報は待ち、悪報は早く過ぎ去るという意味があるとのこと。

そもそも神社の境内にある木はすべてご神木なので、どの木にも神様の力が宿っているんですよ!

ご神木におみくじを結ぶと縁起が良さそうだね。

おみくじは何が出たら結ぶのか調査!

調査した結果、大凶が出たらおみくじを結ぶ人が特に多いようです。

他には凶・大凶以外でもおみくじの内容が悪かったら結ぶという人も。

  • 縁起が悪い
  • 結んだ方が悪いことが起こらなさそう
  • 悪い気を祓ってほしい

などの理由で悪いおみくじを結ぶようですね。

凶か大凶が出たら結んじゃうな。

少数ですが大吉を引いた場合でも、さらなるご加護を願うためにおみくじを結ぶ人もいますよ!

ちなみに、私は大凶を引いたことがありますが、逆に珍しいので持って帰りました。

考え方によって、おみくじを結ぶかどうかは人によって違いがあるようです。

凶のおみくじを持ち帰る意味はある?

凶のおみくじは縁起が悪いからと結ぶ人が多いようですが、おみくじは神様からの助言やアドバイスが記されているので、持ち帰るのは見返すためにも大事な意味があります。

おみくじを結んでしまうと、書いてあった内容を忘れてしまいますよね?

凶だからといって悪いことばかり書いてあるわけではありません。

持ち帰れば時々おみくじを読み返して言動を改めたり教訓にすることができるので、開運につながっていきますよ!

凶のおみくじでも持ち帰っていいんだ!

おみくじを結ぶ場所の名前や結ぶのはなぜ?

おみくじを結ぶ場所の名前は、「おみくじ掛け」や「おみくじ結び所」と呼ばれています。

木に直接結ぶと枝が傷んでしまうので、それを避けるためにおみくじを結ぶ場所を別に用意しているのだとか。

その場合は、必ず所定の場所におみくじを結ぶようにしましょう!

ご神木を枯らさないための配慮なんだね。

おみくじを結ぶ理由は、みなぎる木々の生命力にあやかって、願い事がしっかり結ばれるようにと祈りをこめるためと言われています。

他にも意味はあるので、詳しくは次の項目で解説していきますね!

おみくじを結ぶ意味を解説!

おみくじを木の枝に結ぶのは、木々がもつ生命力と自分の願い事を結びつけるという意味があります。

神様とのご縁を結ぶため、おみくじを結ぶことによって物事を良い方向に導いていただくという意味も。

「結ぶ」という行為に昔の人たちは神秘的な力を信じていたそうで、江戸時代からこの習慣が始まったとのこと。

江戸っ子はゲン担ぎを大事にしていたんだよ。

境内の木におみくじを結ぶことで凶が転じて、厄が祓われるとも考えられていたようです。

大吉を引いた場合でも、神様のさらなるご加護を願っておみくじを結ぶこともあったそう。

また、凶のおみくじは利き手と反対の手で結ぶと1つ試練を乗り越えたということで、凶が吉に転じるという言い伝えもあるんですよ!

利き手と逆の手で結ぶの難しそう。

おみくじを結ぶのか持ち帰るのか、何が正しい?

おみくじは結ぶか持ち帰るかの決まりはないので、基本的には個人自由です。

おみくじを結びつけて、さらなるご加護をお願いするのもよし、もしくは願い事が叶うまで記されている教訓を戒める意味で持ち歩くのもよし。

時々おみくじを見返すことも大切なので、持ち帰ることを推奨している神社もあります。

願い事が叶ったら神社にお礼もかねておみくじを納めに行くのもお忘れないように。

おみくじを入れて持ち歩くための、おみくじ入れを販売している神社もあるようなので購入して持ち歩くのもいいですね!

おみくじは結んでも持ち帰ってもどちらでもOKなんだね。

まとめ

今回は、おみくじを結ぶ木の名前やおみくじを結ぶ場所の名前は何?

おみくじを結ぶのはなぜか、どんな意味があるのかについてご紹介しました。

まとめ
  • おみくじを結ぶ木の名前は何?

⇒特定の名前はない。

良い結果は松の木(吉報を待つ)、悪い結果は杉の木(早く過ぎ去る)が良いとされている。

  • おみくじを結ぶ場所の名前は?

⇒おみくじ掛け、おみくじ結び所

  • おみくじを結ぶのはなぜか、どんな意味があるのか

⇒木々がもつ生命力と自分の願い事を結びつけたり、神様との縁を結ぶため。

凶が転じて、厄が祓われるとも考えられていた。

おみくじを結ぶ習慣は江戸時代から受け継がれていましたね!

今も昔も神様を信じる気持ちは変わらないのでしょう。

おみくじは神様からのメッセージが込められているので丁寧に扱いましょうね。

スポンサーリンク
ABOUT ME
暦かぐや
暦かぐや
神社や古い歴史が大好きなアラフォー独女
ブログの書き方もよくわからないままに日本の神社や仏閣に関する発信を始めてみました! 古い歴史やお城も大好きです♡ 神社や古い歴史が好きなアラフォー独女から見た各地の神社、また神社に関するお役立ち情報をお届けしていきます♪
error: Content is protected !!
記事URLをコピーしました